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こんにちは。初心者EV乗りのもっとです。
2016年9月18日に行われた「地球温暖化を防止しよう! 最新 EV・PHEV 試乗&セミナー」の後半戦について書いています。
前半戦のセミナーについては
【セミナー】最新 EV・PHEV 試乗&セミナーに行ってきました。
にてお読みください。
後半戦はEV・PHEVの試乗レポートと「Q&A」の抜粋を紹介しようと思ってます。
今回試乗用に用意された車は全部で7台です。
■国産車■
・日産 リーフ (後期モデル)
・日産 eNV200
・三菱 アウトランダーPHEV
■外車■
・BMW i3 (レンジエクステンダー)
・BMW 225xe PHEV
・VW ゴルフ GTE
・VW パサート GTE
そのうち日産枠は「リーフ」もしくは「eNV200」のどちらかになります。
今後乗る機会を考え、「eNV200」のほうが圧倒的に試乗車が少ないので「eNV200」をチョイスしました。
では自分が乗った順にレポートしていきます。
BMWのi3はピュアEVモデルとレンジエクステンダーというPHEVモデルの2種類があります。
今回は後者のモデルです。PHEVなのでエンジンが搭載されていますが、駆動に使われるわけではなく、あくまでも発電用として使われる為、650ccのバイクのエンジンが載っているそうです。ガソリンは約9L入るらしい。本当にバイクみたいです(笑)
近未来感漂うインテリアです。ブルーのアクセントがかっこいいステアリングや再生材を使ったインテリアなどは保守的なBMWの内装にしては垢ぬけた感じでしょうか?
このシフトレバーは独特でちょっと操作に迷いますが、意外と直観操作で使えます。
初めてi3に乗ったんですが、一番びっくりしたことは「回生ブレーキ」です。i-MiEVは時速20Km/h以下では回生がカットされてしまうんですが、このi3は0km/hまでアクセルOFFでしっかり回生ブレーキがかかります。
つまり、信号で止まる時にはアクセルを離すだけで止まれます。ブレーキは一切踏みません。道路交通法的にどうかはわかり暗線が極端な話、ワンフットで車が操れます(汗)
回生ブレーキのかかり具合もi-MiEVの「B」モード並みの回生力が常に働いています。結構強いです。
加速感もスムーズで速い!短いコースでしたがその速さが体感できました。
気になった点は、BMWにしてはシートが柔らかく、座面も小さい。外車はシートがいいはずなんですが、あまりいい印象は受けませんでした。
足回りが19インチのタイヤということもあり、バタつく感じがどうしても否めないのかなと。またショックがダウンサスみたいなチープに収縮する感じが、なんとも気になりました。純正で車高調が付いているらしいのでその辺で味付けが変わるのかもしれません?
ただ、総評としては良い車!電気自動車に乗ってるぞ!って感じが存分に味わえます。
この車はEVラリーのとき後ろにいた広報車のアクティブツアラーだと思われます(笑)
さておき、この車はBMW初のFFの車で、ファミリー向けBMWです。
印象はいたって普通の車でした。EVモードで走っているときは静かですが、エンジンがかかるとBMWらしいエンジン音がしっかりと室内に入ってきます。割とエンジン回転数も高めの位置をキープしていました。
その辺は電動化しても楽しめるようになっているみたいです。
なんだかんだGolf 7は初めての試乗です。
自分の中で一番の気になるポイントはモーターとDSGの組み合わせです。
フィットHVの出来が今3つくらいだったのでツインクラッチとモーターの相性はあんまり良いイメージがありませんでした。
そのへんは流石ツインクラッチMTの本家だけあってDSGとモーターの組み合わせは非常にスムーズでした。DSGが苦手な低回転ではモーターで動いているためとてもスムーズで踏み込めばエンジンが回りきれいに上まで回ります。そして、アクセルOFFでブローオフからプシューっと音が(笑)
「これPHEVだよね?」と笑ってしまいました。
1.4リッターターボエンジン+モーター+DSGという組み合わせで、なかなかコストがかかっている感じです。お値段も500万近く・・・
おそらく最強PHEVハッチバックでしょう。←比較するものはありませんからw
電気自動車として走れる「EVモード」では航続距離が約50kmで時速130km/hまで出るそうです。
「GTE」モードという名のフルパワーモードも試したのですが、言うほど速くない印象を受け、i3やアウトランダーのほうが加速がいい感じがします。
とはいえ、十分すぎる動力性能に変わりはありません。
ゴルフと同じシステムではあるのですが、ボディーサイズが大きくなっているので、微妙に出力UPしてあり、ゴルフより軽快に走ってくれました。乗り味もゴルフの粗さがなくなり上質な印象で好感を持てました。
GTEのキャラクターでいけばパサートのほうがいいのかな?
気になった点は
欧州のはやりなのかBMWに引き続き白レザーの内装・・・たぶん汚れます。
運転席右足元のキックパネルの高さとアクセルペダルの高さが同じくらいで間違えた。
車の車格にしてはちょっと内装が安っぽいかな?
というくらいです。
ワゴンなら使い勝手もいいので、ありかもしれません。よくできた車でした。
唯一のミニバン型電気自動車です。リーフのコンポーネントをNV200に乗せた様な車です。
バンとワゴンの2種類あります。ピュアEVで航続距離はカタログ値190kmとのことです。
この「電気です」アピールの強いステッカー類良いですね!
ちゃんと両側スライド3列シートです。
インテリアはNVのままです。値段の割にインテリアがチープなのが、残念なところです。
セレナベースで作れば結構売れそうな気はします。
乗り味は電気100%だけに静かだしスムーズ。これで人をたくさん載せて動けるので理想的な電気自動車ですね。
最後に試乗したのはデュアルモーターの4WDで駆動するアウトランダーPHEVです。前にも試乗車に乗ってみたことがあったんですが、ほかの車と比較してみたくなり乗りました。やはりデュアルモーターなので加速が素晴らしい。パワフルの言葉につきます。
また、4WDでレジャーに大活躍しそうです。やっぱりいい車!
ただ乗り比べてわかったことは、海外勢に比べると走行中の音が気になります。足回りの音かな?
また低速時にアクセルON-OFFでガツッとモーターのつながるショックがでる。
そういったところはまだまだだなと思いました。
以上が自分が乗って受けた印象です。参考になりましたでしょうか?こういった機会でないとなかなか乗ることができず、貴重な体験ができました。
今回の個人的なおすすめ度でいくとEVならi3,PHEVならパサートもしくはアウトランダーです。
色んな車を乗り分かったこともあります。i-MiEVは良くできてる!7年前に出た車としては、出来過ぎている様な気さえします。今回の試乗会に混じっても特に違和感が無いでしょう。対等に戦うことができるレベルだと改めて思いました。
試乗の待ち時間で行われたEVの質問タイムで出た質問を少し抜粋してご紹介します。
もちろん答えてくださるのは、EVのエキスパートである舘内さんと堤さんのお二人です。
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