5年落ちの中古でi-MIEVを購入しました。乗ってみると誤解や意外な特典がいっぱい!!EVを検討されている方々、燃費にお困りの方などに自分が体験していることをリアルに皆さんに届けていきます。

【2017年版】中古i-MIEVのベストバイはどれ!?

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2017年現在アイミーブは販売7年目を迎えています。実験段階の初期型を含めると8年目を迎える車両もあります。

その中でどのグレード、年式を買えばよいかをちょっと考えていきたいと思います。
 

もちろん、自分基準で選んでいますのでそれがすべてではないこともご理解くださいね。

 

i-MIEVのグレード

i-MIEVにも年式によりグレード等々がいくつかあります。

そのグレードにより装備も変わってきますので、良く見てみましょう。尚、平成21年式もありますが、法人リースのみで初期の実験車両の可能性がありますので、今回は省かせていただき、一般販売分から載せていきます。

 

2010年4月 (平成22年4月~)

 

グレード:ベースグレード   型式:ZAA-HA3W     

電池容量:16kw       ≪160Kmモデル≫

 

2010年11月 (平成22年11月~)

 

グレード:ベースグレード   型式:ZAA-HA3W     

電池容量:16kw       ≪160Kmモデル≫

 

2011年7月 (平成23年7月~)

 

グレード:M     型式:ZAA-HA3W    

電池容量:10.5kw    ≪ 120Kmモデル≫

 

2011年8月 (平成23年8月~)

 

グレード:G       型式:ZAA-HA3W   

電池容量:16kw         ≪ 180Kmモデル≫

 

2013年11月 (平成25年11月~)

 

グレード:X      型式:ZAA-HA4W              

 電池容量:16kw            ≪180Kmモデル≫

 

グレード:M     型式:ZAA-HA4W       

電池容量:10.5kw      ≪ 120Kmモデル≫

 

2014年2月 (平成26年2月~)

 

グレード:X     型式:ZAA-HA4W              

電池容量:16kw            ≪180Kmモデル≫

 

グレード:M     型式:ZAA-HA4W       

電池容量:10.5kw      ≪ 120Kmモデル≫

 

2014年4月 (平成26年4月~)

 

グレード:X      型式:ZAA-HA4W            

電池容量:16kw             ≪180Kmモデル≫

 

グレード:M     型式:ZAA-HA4W      

電池容量:10.5kw      ≪ 120Kmモデル≫

 

2014年10月 (平成26年10月~)

 

グレード:X     型式:ZAA-HA4W            

電池容量:16kw              ≪180Kmモデル≫

 

グレード:M     型式:ZAA-HA4W    

電池容量:10.5kw      ≪ 120Kmモデル≫

 

2016年12月        (平成28年12月)

 

グレード:X     型式:ZAA-HA4W            

電池容量:16kw              ≪180Kmモデル≫

 

グレード:M     型式:ZAA-HA4W    

電池容量:10.5kw      ≪ 120Kmモデル≫

 

 

とこのようにマイナチェンジを繰り返していますが、大きく分けてグレードはベースグレード、M、G、Xの4種類です。

 

 

バッテリーの違い

l_058
 

 

ちなみにバッテリーの容量の違いは16kwと10.5kwの2種類です。バッテリーの種類も前者がリチウムイオン電池、後者がSCiB™というチタン酸リチウム電池というもので耐久性や特性に違いがあります。
 

リチウムイオン電池・・・・・・・・・・・・メモリー効果がなく、自己放電が少ないなどの利点があり、寿命も割かし長めである。生産はリチウムエナジージャパン(GSユアサグループ)
 

 

SCiB™・・・・・・・・・・充放電の回数が15000回以上あり、急速充電に優れている点、リチウムイオンバッテリーよりも容量を同じとすると大型化する。生産は東芝が担当。

ここからがややこしくなってきます・・・

 

 

同じ16kwモデルでもバッテリーの品番が違い前期(LEV50)、後期(LEV50N)があります。後期型のバッテリーのほうが価格がほぼ半額で寿命が2倍になったそうです。
 

 
ということで要約すると
 

バッテリーの耐久性は

LEV50<LEV50N<SCiB
 

バッテリーの容量は

SCiB<LEV50=LEV50N

となります。
 

 
推測ですがLEV50とLEV50Nの切り替え時期は形式がHA3WからHA4Wに変わった時からではないでしょうか?今度メーカーに聞いてみたいと思います。

ちなみにメーカー保証でバッテリーを交換された際には無条件で新型の「LEV50N」になるそうです。
 

走行距離の違い

16kwモデルには160kmと180kmが存在します。これは、制御系のプログラムの違いによるものみたいです。

 

また、Mグレードは容量の少ないバッテリーを搭載しているため120kmと少ないのが特徴です。
 

充電装置の違い

ベースモデルはケーブルのみで100V、200Vの切り替えが標準でできます。(サービスキャンペーンで途中200V 用の変換ケーブルが新しいカプラー形状に変更されています。

20160724_175816

 

 

M,G,Xグレードはコントロールボックス付きの充電ケーブルが必要で、基本的に標準でついてくるケーブルは200Vになります。別売OPで100V用もあります。

uti02_im_01

引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/minicab-miev/utility/uti_02.html

また、Mグレードは2013年11月以前のモデルは急速充電はOPになりますので、付いている車と付いていないのと2種類あります。注意が必要です。

 

 

モーターの出力の違い

 

ベースグレード、G、X系のモーターは47kW(64PS)
 

M系は30kW(41PS)
 

 
トルク自体は160N・m(16.3kgf・m)でどちらも変わりません。

 

各装備の違い

一番、よくわからなくなる装備についてですが、いろいろ増えたり減ったりしています。
 

 

基本的にベースモデル、G、Xには
 

・LEDヘッドライト/リヤコンビランプ
 
・15インチアルミホイール
 
・本革巻ステアリングホイール/シフトノブ
 
・電動格納ミラー
 
・スマートキー
 

が付いています。

 

 
ここでは大きく違う部分だけ書き出しておきます。

 

ベースモデル 2010年11月

 

・車両接近通報装置

 

・フロントブレーキを改良

 

・助手席側フロントドアにキーシリンダー

 

M 2011年7月

 

・アクティブスタビリティコントロール(ASC)

 

・コントロールボックス付き充電器

 

・内装表皮材変更(柄違い)

 

・大型ドアミラー(視認性向上、風切り音低減)

 

G 2011年8月

 

・アクティブスタビリティコントロール(ASC)

 

・コントロールボックス付き充電器

 

・内装表皮材変更(柄違い)

 

・大型ドアミラー(視認性向上、風切り音低減)

 

・シートヒーター(D席・P席)

 

・三菱マルチエンターテイメントシステム

 

・「G」専用のメーカーオプション(10月以降生産車に装着可能)として、更なるプレミアム感を演出する「プレミアムインテリアパッケージ」、「タイマー充電」や「プレ空調」機能を備えた「MiEVリモートシステム」が設定される。

 

X 2013年11月

 

・15インチアルミOP設定に変更

 

・アクティブスタビリティコントロール(ASC)

 

・コントロールボックス付き充電器

 

・内装表皮材変更(柄違い)

 

・大型ドアミラー(視認性向上、風切り音低減)

 

・シートヒーター(D席・P席)

 

・三菱マルチエンターテイメントシステム

 

・ヒートポンプ型エアコン

 

・普通充電リッド内照明

 

・ヘッドレスト大型化

 

・カーテンエアバッグ

 

・「X」専用のメーカーオプションとして、更なるプレミアム感を演出する「プレミアムインテリアパッケージ」、「タイマー充電」や「プレ空調」機能を備えた「MiEVリモートシステム」が引き続き設定される。

 

<<追記>>(2017,6)

<2016年12月>
マイナーチェンジによりインテリアカラーをブラック/アイボリーに変更し、センターパネル中央下部のデザインを変更。センターコンソールにスマートフォンなどの小物類を置けるカップホルダートレイを採用。フロントシートをサポート性に優れる形状に変更し、ブラック/アイボリーのシート生地に変更。また、回生ブレーキの効きを調節するパドルシフトを採用!

<<追記>>

 

M 2013年11月

 

・アクティブスタビリティコントロール(ASC)

 

・コントロールボックス付き充電器

 

・内装表皮材変更(柄違い)

 

・大型ドアミラー(視認性向上、風切り音低減)

 

・シートヒーター(D席・P席)

 

・急速充電機能

 

・普通充電リッド内照明

 

・ヘッドレスト大型化

 

・カーテンエアバッグ

 

全グレード 2014年10月以降

 

・回生ブレーキ時にブレーキランプ点灯機能

 

・傾斜のある駐車場で充電中にP以外のシフトレンジに入った場合ブザーを鳴らし警告する機能

 

 

などの違いがあります。Xになると意外と豪華装備が減ります・・・

 

バッテリー延長保証

三菱からバッテリーに関する保証が延長されています。登録から8年、走行距離が16万キロまで保証が適用されます。

バッテリーの容量測定を行なって、70%を下回った場合は無償でバッテリーを提供してもらえます。

 

”提供してもらえる”というところがミソで、バッテリー以外は有償です。

 

交換してもらった知人は実質持ち出しは3万円程度だったそうです。

 

お買い得感があるi-MIEVは?

 

予算に余裕があればXがバッテリーの性能が良さそうなので、いいですが、ほぼ新車みたいなものですので高いです・・・

 

また、MですとLEDヘッドライトや電動格納ミラー、スマートキーが付いていなかったりと装備も少なく、走行可能距離も短いので、車としてのコスパとしてはどうなんでしょうか?

 

バッテリーは良いですけどね。

 

また、初期型Mは急速充電がオプションなのでついているかどうか中古車ではいちいち確認しないといけないのも・・・と言ったところも問題点です。

 

個人的な見解ですが、2010~2011年式のベースグレードだと思います。値段もお手頃で、装備品がよく、充電ケーブルが200Vも100Vも標準でついてくるので、充電に困りません。

 

また、屋外施設の普通充電器(NEC製)によっては11年8月以降のG、Mグレードですと充電エラーが発生し、充電できない充電器があるみたいです。←現在は解決しております。「G」グレードの方がシートヒーターがフロント両席についており、走行可能距離も長いので、値段が安ければアリでしょう。

 

<<追記>>(2017,6)

12年モデルの「G」もだいぶ射程距離に入ってきました!今から買うなら「G」がオススメです!

<<追記>>

 

 

ということで、自分はコスパが高そうなベースグレードで、購入車両を絞りました。

 

▼実際に購入した記事はこちら▼

 

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▼i-MiEVのおすすめ記事はこちら▼

 

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コメント (2)
  1. まーぼ より:

    とても参考になるサイトで助かっています。
    iーmievを探しているのですが、車にはそれほど知識がなく、中古車の選定に非常に迷っているところです。
    ディーラー系のほうが安心なのか、一般の中古車屋さんでも問題がないのかなどこまっています。
    白銀ノーツートンで探しています。
    もし、お時間がありましたら、カーセンサーやグーネットなどでこれいいと思う。というようなもののアドバイスをいただければと思います。
    見ず知らずの方へのお願いで恐縮ですがよろしくお願いします

    愛知県 まーぼ

  2. こまち より:

    アイミーブの購入検討中で、こちらのサイトを参考にさせて頂いてます。
    私も車の知識事態がなく、まして、EV車はどのように選んでよいのかわからず頭を抱えています。
    今から購入するのであれがGがおススメとの事で、

    http://ucar.mitsubishi-motors.co.jp/ucar/detail/U00021298910/
    アイMiEV 16.0kwh(走行可能距離の多いモデルです) Gグレード 電池容量残存率:85パーセント 10年10万キロ保証対象! シートヒーター付きです!

    というGタイプ・2014年・4.6万㎞走行・赤白ツートンを考えています。
    ベースモデルだと、6-7年落ちとなり、バッテリー保障の8年をすぐ迎えてしまうのでよくないのかなと思っています。

    突然に不躾に質問をして申し訳ないのですが、アドバイス頂けましたら幸いです。

    京都府 こまち

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