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こんにちは!もっとです。
得意分野のナビについて書かせてもらいます(笑)
リーフのX、Gグレードにはメーカーオプションのカーナビがついてきます。
このナビには地デジ(フルセグ)が見れる機能がありますが、映像が映るのは停車中のみです。
もちろん、走行中に運転者は見ては行けませんが、同乗者などは退屈な為、「テレビを見たい!」と思っているはずです。
今回は走行中にテレビを見ることができるようにする方法をご紹介します。
要するに、ナビに「車が停車しているよ!」と認識させてあげれば良いのです。
リーフのナビが走行しているかどうかの判断をする為に使う信号は以下の通りです。
・車速信号(車速パルス)
・パーキングブレーキ信号
車速信号は走ると信号が発生しますので、それを発生させなくすると停車していることになります。
また、パーキング信号はアースに短絡しているとパーキングブレーキがONになり、サイドブレーキが引かれている状態になります。
この2つの条件が揃うとテレビが観れるようになります。
・プラスドライバー
・ニッパー
・電工ペンチ
・プライヤー(必要に応じて)
・スイッチ(ON-OFFできるもの)
・ギボシ
・配線
・クワ端子
まず、リーフのナビ周りのパネルを外します。少し、浮き上がると、上部に引っ掛けがありますので少し浮かしながら手前に引くと取れます。
パネルに配線が3本刺さっていますので、抜きます。(ハザード、ナビスイッチ、エアコンパネル)
ナビを固定しているプラスのネジ4本を外します。
あとは、ナビに刺さっているカプラー類を外していきます。この際本数を覚えておいてください。(組み立てる時に覚えていないと、なんかしら繋ぎ忘れますからね。)そうするとこんな感じになります。
ここに刺さっていた40Pの中に「パーキング信号」「車速信号」があります。
配線側から見て、カプラー爪を下にして下段右5番の水色がパーキング信号、上段右4番の緑色が車速信号になります。(隣に同じような緑色の配線がありますが、リバース信号ですので間違えないようにしてください。)
こんなイメージです。パーキング信号はカットしてナビ側をアースしてください。車速信号はカットしてスイッチはを割り込ませます。
ちょっと見づらいですがこんな感じです。カットしてギボシにすると復帰が容易です。ただし、配線が短いのでギボシを作るのがちょっと難しいかもしれません。ギボシはナビ側をオス、車両側をメスにしてください。これには理由があって、もし抜けた場合でも車両側のハーネスがショートしないようにする為です。
ギボシが難しい場合は、カットしてエレクトロタップで繋ぐこともできますが、サイズが合っているものを使うことや絶縁等はしっかりしてください。
配線図のように結線作業をし、スイッチを操作しやすい部分に貼り付ければ作業終了です。
この方法は中期型の標準ナビ、アラウンドビューモニター付車で確認が取れています。また、TV視聴可能中は車速信号が切れていますのでナビは使えません。ご注意ください。
この場合、上で紹介した「エーモン 貼り付けプッシュスイッチ ON-OFF 1620」は使用しません。代わりに「1621 貼り付けプッシュスイッチ」などのボタンが光るスイッチを使用して、動作がわかるようにしたい人向けの方法を説明します。
自分はこの方法でやりました。
配線図はエーモンのリレーとスイッチを使いわかりやすく書きました。
実際に自分のはこんな感じです。普通の人は転がっていないと思いますが、自分は適当に転がっていたリレーと配線でツギハギです(笑)
作業においては自己責任でお願いします。それなりに電装の知識がある人向けの記事です。
後期型のナビについてはわからないので、情報提供などもいただけますと助かります。「実験台に作業してもいいですよ!」という方もコメントください(笑)
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