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GoGoEVに投稿されたコラムについて違和感があったので書いています。
今回は自宅に充電器設置すると電気料金ってどうなるのか?というテーマで書かれています。
シュミレーションとしては
東京電力のスタンダードSプランで40Aに加入していて、月々400kwの電気を使用している家庭の話になっています。
ただ、EVを充電するには40Aの契約ではブレーカーが落ちる可能性があるので、50Aに契約をUPさせましょう。そして、車はリーフの30kwモデルでカタログ値通りの計算で1kw当たり9.3km走れると計算し、月に500km走ると仮定します。
そうすると2023円/月、電気代が上がりますよ~
とここまでは普通のシュミレーションです。
シュミレーションとしてはわかりやすく書かれています。流石、プロですね。
自分もこんな風にわかりやすい記事をかければと思います|д゚)
では、どの辺に違和感があったのかといいますと~
その続きで、「燃費30km/Lの車でガソリン代が120円/Lとすると500km走るのに2000円かかる」という部分です。
なんか出来レース感がありませんか?
シュミレーションとしてEVの方はリーフという実車で示しているのですが、ガソリン車は特に車種を限定しているわけでもなく、また燃費30km/lという微妙な燃費で計算して、わざと数値をイーブンにした様な感じがしてなりません。
シュミレーションするならプリウス(40.8km/l)とかフィットガソリン(26km/l)をライバルとして充てるべきじゃないかと・・・
ただそうなるとプリウスのほうが安くなっちゃうので、やめたのかな?
また、カタログ値でシュミレーションした後に、実燃費・電費で参考値を出しても良いのではないかなと思います。天下のプリウスも実燃費では26km/l程度の様ですし・・・(e燃費より)
リーフの電費だって、7掛けすれば1kwhあたり6.5kmですしね。そうすれば必然的に電気代・ガソリン代ともに値上がりしますよね。
なんか公平性に欠けるんだよな~と違和感がありました。
尚、電気代を安くする方法として、深夜電力プランにするとか提案されていますが、電力自由化されてからはそこまで恩恵を受けにくくなりましたが、多少は安くはなると思います。
自分の自宅はなぜか契約が定量電灯Cで8kVAです。ちょっと普通の家庭では引いていない契約になっていますので参考になるかはわかりませんが、考えてみます。
出展:東京電力HP
ということで東京電力のHPにある計算式に当てはめます。
この月は454kwh使用していました。それを式に当てはめると、
280円80銭×8kVA+19円52銭×120kWh+26円00銭×180kWh+30円02銭×(454kwhh-300kWh)=13891.88円になります。
平均すると1kwh辺り約31円です。
電費が6.5km/kwh)だとすると、500km走行するのに約77kwh分の電力が必要になります。
単純に、77kwh×31円=2387円掛かりますね。
燃費が26km/lのプリウスはガソリン代2316円(ガソリン代は120円で計算)なので、家充電だけの場合、電気の方が若干高くなります。
ですが、今まで燃費がリッター10km/lの車に乗っていたので、月500km走るのにガソリン代は6000円です。(ガソリン代は120円で計算)そう考えれば結構安くなります。
また、日産や三菱の充電カードに付帯する無料充電を使うことで、電気代を掛からないようにも出来ます。
現実的に考えればEVは結構お得だと思います。
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