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こんにちは!
電気自動車ブロガーのもっとです!
こんなニュースがありました。
リーフの24kwh向け、再生バッテリーの提供が開始されるみたいですね!
しかも価格は、新品バッテリーのおよそ半額の30万円だそうです。
ですが、再生バッテリーってどうなの?と言う感じですよね?報道では余り触れていないところまで、説明していきたいと思います。
リーフに積まれている、リチウムイオンバッテリーは、『セル』と呼ばれる小さなバッテリーを繋いだ集合体になっています。
この『セル』と呼ばれるバッテリーが48個繋がって、駆動用のバッテリーパックが構成されています。
バッテリーの容量は48個繋がった状態で計測されて、電池残量計に標示されます。
ここから少し難しくなります。
『セル』の集合体であるバッテリーパックの性能は、一番性能の低い『セル』に準じます。
『セル』の性能は全て均等では無い
ってことがポイントです。
厳密に言うと、新品時でもばらつきが有るんですが、それは無視できる程なんです。しかし、使用していくなかで、温度や使用方法で、ばらつきが大きくなっていきます。
例えば、セルAは90%、セルBは80%の容量があるけど、セルCは70%しかない場合、一番性能の低いセルに合わせて、出力するので、全体では70%の容量しか使えなくなってしまいます。
そこで、アールフォーエナジー社は、リーフのバッテリーパックから1セルごとに分解し、性能をチェック。
その結果に合わせ、容量ごとに3つのグループに分け、使用用途を変えているそうです。
一番容量の多いグループに振り分けられたセルのみ、リーフの再生バッテリーに使用される様です。
それらのセルを再度組み立てしてバッテリーパックにし、提供されるとのこと。
ここでお気づきの方もいると思います。
そうなんです!
今回、提供されるリーフの再生バッテリーは、中古品の程度の良い物を組み合わせただけの物になります。
その為、交換したからと言って、電池残量は100%にはならないと思います。
どのくらいの容量になるのかは不明ですが、大方90%程度になると僕は予想しています。
流石に、再生バッテリーで最初からセグ欠けってことはないと思うので…
提供されてみないと分かりませんけどね。
なので8セグとかのリーフにお乗りの方は、12セグ復活するので、だいぶ恩恵を味わえるとは思います。
2018年5月から提供が開始され、最初は24kwhモデルのみの提供だそうです。
前期(ZE0)と中期(AZE0)では、セルが違いますので、共通のバッテリーではないと思われます。
こうなってくると、中古リーフが買いやすくなりますね‼
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