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こんにちは!電気自動車ブロガーのもっとです。
先日、i-MiEVのユーザー車検に行ってきました!
電気自動車はメンテナンスが容易であるため、ユーザー車検の敷居を下げることができます。とは言え、あくまでも「整備されてきた。」もしくは「後で、整備を受ける。」ということが前提としてありますので、整備に出してくださいね。(と一応書いておきます。)
今回が、初めてではないですが、記事にしていなかったので説明したいと思います。
車検は普通ですと、国の認証を受けた整備工場やディーラー、ガソリンスタンド等で、お願いして取るものだと思います。
ですが、自分自身で陸運事務局に持ち込んで、検査ラインで検査してもらうこともできるんです。
この持ち込み車検のことを「ユーザー車検」と一般的に呼んでいます。
なんでも、持ち込めばいいものではありません。保安基準に適合しないものは当たり前ですが、車検に合格できません。
例えば、ライトの電球が切れていたら、交換して、全て点灯するようにしなければいけません。
最低限、灯火類、足回りのブーツの破れやオイル漏れなどは点検する必要があると思います。
この辺はちょっと、知識が必要なところだと思います。わからない場合は、諦めるか、わかる人に見てもらう必要はあるかと思います。
以前は電話予約だったんですが、システムが代わり、インターネットによる車検場の予約が必要になりました。
予約番号の6桁コードが受験時に必要になります。これがないと受験できませんので、ご注意ください!
忘れがちです・・・僕はちゃんと忘れましたよ(笑)
軽自動車の場合、市町村税なので、陸運事務局では発行できませんし、調べることもできません。必要になりますので用意してください。しかし、例外的に4月の新年度分の納税用紙が届かない期間は昨年分のもので、OKになります。
無くした場合は、市役所などで車検用に発行してくれます。市町村によっては無料で再発行してくれます。
ここで行われるのは整備ではなく、あくまで、車検で見られる部分をチェック、調整してくれる検査屋さんです。
陸運事務局の周りにあるので、そこで事前に見てもらうと安心してラインに入ることができます。
サイドスリップ、ライトの光軸、ブレーキのテスト、スピードメーターの試験、排気ガス測定(電気自動車はありません。テスター屋さんのおじさんも癖で検査の棒を突っ込もうとしていました(笑))を検査、場合によっては調整してもらって5,000円前後だと思います。
ライトの光軸検査が、Hiビーム(上向き)検査からLOビーム(下向き)検査に変わった為、光軸だけは最低限やっておいた方がいいと思います。僕のはだいぶズレていました。
本試験は1日、3回までしか受けられないので、念のための保険です。
陸運事務局内にある窓口で加入できます。事前にディーラーや保険屋さんで加入してきても構いません。とにかく、次の2年分の自賠責保険に加入していないと車検が受かりません。
今回は24ヶ月で25,070円でした。車検費用の中で、一番ウエイトを占める部分ですが、これをケチったり、安くする方法はありません。
陸運事務所にいけば貰えます。
継続車検の場合、以下の3枚を記入します。
【継続検査申請書】
通称、OCRと呼ばれていて、マークシートの様に鉛筆で書かなければいけないところがあります。
【自動車重量税納付書】
重量税の印紙を貼って貰う用紙です。これはボールペンで書きます。
【軽自動車検査票】
この用紙は検査ラインにて、試験の結果を記載するシートです。継続検査の場合は(甲)のみで大丈夫です。
説明は長くなりましたが、書類は陸運事務所に到着して、10分くらいで終わります。
これで、窓口に行けます!
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・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・軽自動車検査票
・納税証明書
・自賠責保険の証書(新旧2枚)
・車検証
を持って総合窓口に行きます。
ここで書類に不備があると指摘されますので、指示にしたがってください。また、検査手数料1,400円を支払いします。
特に、問題がないと次の窓口に案内されますので、次に進みます。
次の窓口で重量税を納付します。ですが、ここで問題が発生します。
通常、軽自動車の場合6,600円納付するんですが、電気自動車の場合、減税が終わってもエコカーなので5,000円になります。
係りの人が知らない場合がありますので、注意してください!
僕は車屋さんから、事前に話を聞いていたので、窓口でその旨を伝えたのですが、応じて貰えませんでした。
料金の検索システムを導入したみたいで、調べて貰っても「減税かどうか出ません。」と言われました。
「次の窓口だと分かるので、もし減税だった場合、差額を返金します。」との事。
開いた口が塞がりません…
そのごみシステムに幾らつぎ込んだのでしょうか?
気にしても仕方ないので、次の窓口に行くことにします。
ユーザー車検の窓口でここが終われば、ラインに入れます。
特に何も伝えないで、係りの人に書類を手渡します。
パラパラっと確認して、印鑑を押し、「検査ラインに行ってください。」と言われます…
「減税の対象だと思うんですけど。」と言うと
直ぐにパソコンを叩いて、「減税でした。5,000円です。」と…
今、自分が言わなかったらそのままだった?と心の中で思いましたよ。(苦笑)
そこで、結局いつまで減税なのか?と聞いてみたところ、「パソコン上ではわかりません。次回の事しか見れないんです。」と言われ、「そうですか。」としか言えませんでしたよ。
認知度が無さすぎる事、不透明な減税の制度とかシステムとかグダグダよくわかりません…
1つ分かったことは、自分で言わないと損をすると言うことです。
たかが1,600円…
と思うかもしれませんが、プレムアム会員の会費1ヶ月分ですからね(笑)
気を取り直して、車に乗り込み検査ラインに行きます。
レーンは9時から始まります。それまでは待機します。
レーンに入る前に検査員の方が、書類と灯火とワイパーウォッシャー、ホーン、走行距離、車体番号等を確認します。
i-MiEVの車体番号はトランクスペースの右側にあります。
ジャッキの下の赤い部分です。
ここで合格しようが、不合格になろうが、そのままレーンに入ります。(もちろん、自分は合格でした!)
このタイミングで、「初めて入ります」って言うと検査員の人が優しく教えてくれます。
①排気ガス検査(やりません。)
②サイドスリップ検査
③スピードメーター、ヘッドライト、ブレーキ検査
④足回り検査
の流れだったと思います(笑)
基本的には上にある電光掲示板の指示に従えばOKですので!
スピード検査に関しては、Ecoレンジにして検査した方が良いです。Dレンジだとアクセルレスポンスが良すぎて40km/hに合わせづらいです。
無事、検査が終了すると、最後の受付で軽自動車検査票に合格のスタンプを押してもらいおしまいです。
※不合格箇所がある場合は修理して、検査員にOKをもらうまで、合格しません・・・
一旦、車を駐車場に戻して、事務所に戻り、ユーザー車検窓口に書類を提出して、新しい車検証が出来るまで、待ちます。
無事合格しました!所要時間は、混んでいない日で1ラウンドだった為、40分くらいでした!(納税証明を忘れなければ・・・)
今回はリコールが3つありました。後日、ディーラーに出しに行きます。
やってみれば、ユーザー車検はそんなに難しくないです。なおさら、電気自動車なら失敗するところが少ないかと。
しかし、レーンに来ている人はそれで飯を食っている人が9割方です。操作を間違ってレーンを止めたりすると、やはり仕事の邪魔になります・・・
ある程度、覚悟を持って挑戦するならした方がいいんじゃないかな?と個人的には思います。
・検査法定手数料:1,400円
・重量税:5,000円
・自賠責保険:25,070円
合計:31,470円
(今回はテスター屋さんに行ったので+5,400円です。)
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