5年落ちの中古でi-MIEVを購入しました。乗ってみると誤解や意外な特典がいっぱい!!EVを検討されている方々、燃費にお困りの方などに自分が体験していることをリアルに皆さんに届けていきます。

簡単に考えるEV

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難しい電気自動車の解説などはありますけど、購入される方や購入時、奥さんを説得するために簡単に説明していきたいと思います。

これだけ、ざっくりと知っておけば問題ないと自分は思っていますので、かなりざっくりです(笑)

 

それでは、電気自動車が走るための仕組みは非常にシンプル考えてみます。

走るためには駆動力、エネルギー源、それを蓄えておく場所が最低限必要です。

まずは、ガソリンで動く従来型の車は

ガソリン自動車

駆動力(走るための力を作り出す装置):エンジン

エネルギー:ガソリン

エネルギーを蓄える所:ガソリンタンク

となります。

 

それではEVはガソリン自動車の仕組みをこのように置き換えます。

 

EV

 

駆動力(走るための力を作り出す装置):エンジンの代わりにモーター

エネルギー:ガソリンの代わりに電気

エネルギーを蓄える所:ガソリンタンクの代わりにバッテリー

 

3つの要素が、すべて置き換わりました!

 

電気を使って走ることがEVの前提です。

そのため、エンジンではなくモーターを使います。(エンジンに電気を送っても走りませんので・・・)

自由に走り回るため電気を蓄えなければいけません。なのでバッテリーが車に載っています。(電話を持ち運べるようにした、携帯電話もバッテリー使ってますよね?)

 

従来型の自動車に比べてまったく違う仕組みで走るんです。EVは!

 

ということで、ここまでが簡単に言ってしまうと電気自動車が走るための根本的な部分です。

 

ここからはEVならではのお話しをしたいと思います。(EVに乗ったら誰しもが体験する仕組みです。)

 

走行時に減速する際、回生ブレーキというブレーキがかかります。これは減速するときのエネルギーを使って電気の発電をし、それが抵抗となってブレーキの用に減速します。(ハイブリット車にもこの回生はあります。)

「???」

 

ってなりますよね。

 

モーターに電気を流すと回転して動きます。モーターを回すと発電します。こんなモーターの特性を利用しています。

 

それでもよくわからない・・・・

 

なら、難しいことは忘れてください。「アクセルを話すと勝手に充電します。ブレーキを踏んでも勝手に充電します。」以上!

 

 

下り坂などで回生ブレーキで発電すると実際に1~2キロ程度走行可能距離が増えたりします。面白いです!!

ガソリン車では走行可能距離が減るばかりですが、EVは乗り方次第で走行可能距離が増えるんです。(笑)

また、渋滞時のアイドリングの燃費(EVの場合は電費)はあまり気にするほどEVは減りません。

 

また、電気代がガソリンにくらべて安い!

実用で大体、240円で100~120Kmくらい走ってくれますのでおおよそ、燃費で言えばリッター50~60Km/lといったところでしょうか?(今なら、やり方次第ではリッター∞もできるかも・・・)

 

いいことばかり書いてきましたが、EVにもデメリットがまだまだあります。

モーターを制御する為にガソリン車にはない機器を搭載しなければいけませんので、重量も同じクラスのものより数100キロ単位で重くなりますので、車体的にも補強等必要です。

それ以外にもバッテリーの容量の問題だったり、充電設備の問題だったり、コストの問題だったり(この辺についてはまた別記事で。)

EVを実用化するには今でも問題も結構あるんです。

ただ、完全に解決はしていませんが、確実にここ数年で実用レベルまできています。

 

かなり技術的な問題もクリアできてきてこれから10年でEV・PHEVは飛躍的に伸びると思います。ヨーロッパなどではクリーンディーゼルの次はEVやPHEVのブームが来るといわれています。

 

 

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